【彼女日記】2023/03/15「初デート再び」

付き合ってはじめてのデートは、付き合う前から行く約束をしていた、万博記念公園にあるニフレルに行った。

彼女の平日の休みにあわせて有給を取得した。

平日の朝なのに会社へは向かわず、いつも乗らない電車に乗るのは何とも言えない開放感があり、とてもわくわくした。

大阪モノレールに乗って万博記念公園駅に着くと、彼女は改札の前で待っていた。

付き合ってから会わずに一週間くらい経っていたため、なんとなく付き合った実感が薄れていたけど、待ち合わせ場所に立っている彼女を見つけて安心感と喜びがこみあげてきた。

ニフレルの入館券売り場には、春休みのお出かけと思われる小学生が多くいた。

ニフレルはとても面白かった。

入ってすぐの円形水槽では、反対側に立つ小さな子供の顔が歪んで見えるのが面白くて二人でこっそり笑った。

テッポウウオのコーナーでは、テッポウウオが餌を取るために飛ばす水に二人で驚いた。

ニフレルの看板トラであるホワイトタイガーは、お昼で少し眠たいのか窓の外を見つめてまどろんでいた。

特に二人で気に入ったのは、「うごき」コーナーにいた一匹のワオキツネザルだった。

その日は少し寒かったため、ほとんどのワオキツネザル達は赤外線ライトの下でお互いに体を寄せ合いお団子状態になっていた。

しかし、一匹のワオキツネザルだけ別のライトの前におり、ライトにお腹を向けて万歳の恰好で座っていた。

その姿がとても可愛く、また、人間味に溢れていてとても気に入り、二人でずっと眺めていた。

ニフレルのあとは、「PEANUTS Cafe 大阪」というスヌーピーのカフェに行った。

彼女はスヌーピーが好きらしい。

私はピーナッツがアレルギーで食べらないがピーナッツが入っていないメニューもあって安心した。

その後はロフトや無印に行って、私の家に帰った。

ロフトで買った小さな観葉植物を育てるのが楽しみである。