【彼女日記】2023/03/03「突然の誘い」

前回のご飯の時に、話の流れで4月15日に万博記念公園にあるニフレルという水族館へ行くことになった。

彼女が万博記念公園の近くに住んでいることを知りニフレルなら来てくれるかもしれないという下心のもと誘ったのである。

ここだけの話、ニフレルにははじめて行く感じを出していたが、実は以前付き合っていた女性と一度行ったことがあった。

我ながらなかなかの策士だなと思った。

そんなこんなで次に会う日まで少し期間が空いてしまうなと思いながら毎日ラインを続けていた。

前回のご飯以降、彼女のラインはどことなく好意を寄せてくれているような内容に変わった気がした。

これを嬉しく思った私は、舞い上がっては駄目だと自分を自制しながらも家で気持ち悪くクネクネ、ニヤニヤした。

しかし、彼女のラインの態度が変わったことによる不都合も出てきた。

私の中で告白はニフレルで楽しくデートをしたあとに万博記念公園のベンチでかっこよく決めるという予定をなんとなく抱いていたが、彼女のラインに舞い上がっている私は、今すぐにでも好きという気持ちを伝え付き合いたくなってしまっていた。

すると、なんと、ここが彼女の話で最もキュンとするエピソードの一つなのだが、
彼女のほうから「15日まで待てないからご飯に行きたい」と言ってくれたのだ。

私はもちろん承諾し、3月6日にご飯に行くことになった。